スポーツや日常生活で肩の前面に痛みを感じることはありませんか?その原因の一つとして考えられるのが「上腕二頭筋長頭腱炎」です。特に野球やテニス、ウエイトトレーニングなど、肩を多用する動作を繰り返す人に多く見られます。今回は、この症状の原因や治し方について詳しく解説します。
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上腕二頭筋長頭腱炎とは?
上腕二頭筋は、腕を曲げたり持ち上げたりする際に重要な役割を担う筋肉です。そのうち「長頭腱」は肩の関節を通って肩甲骨に付着しており、頻繁に摩擦や負担がかかることで炎症が起こります。この炎症が「上腕二頭筋長頭腱炎」と呼ばれ、肩の前面に痛みを引き起こします。
主な原因
オーバーユース(使いすぎ)
投球動作やラケットを振る動作など、肩を繰り返し使うスポーツで発症しやすい
不適切なフォーム(このフォーになってしまう原因も大切)
肘が下がった投球や、無理な体勢でのウエイトトレーニングが腱への負担を増加
筋力や柔軟性の不足
インナーマッスル(肩の深部にある筋肉)の弱さや、肩周りの柔軟性不足
加齢や姿勢の影響
年齢とともに腱が弱くなり、炎症を起こしやすくなる。猫背などの姿勢
主な症状
肩の前側にズキズキとした痛みがある
腕を上げたり、物を持ち上げると痛みが増す
肩を動かすとゴリゴリとした違和感を感じる
痛みが強くなると、夜間痛(寝ているときの痛み)が発生すること
治し方
痛みがある間は、肩を酷使せずに休ませる
じっとしていても痛い場合は氷を使って20分程度冷やすことで炎症を抑える
ストレッチと筋力トレーニング
上腕二頭筋ストレッチ:壁に手をついて体を反対側にねじる
インナーマッスル強化:ゴムチューブを使った肩の安定化トレーニング
正しいフォームの習得
スポーツをしている場合は、コーチやトレーナーに投球やスイングフォームを確認してもらう
まとめ
上腕二頭筋長頭腱炎は、肩を酷使することで発生しやすい炎症ですが、早期のケアと適切なリハビリを行えば改善できます。特にスポーツをする人は、フォームの見直しやインナーマッスルの強化を意識し、再発を防ぐことが大切です。痛みが続く場合は、正しい方の状態にしましょう。
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肩の前の痛み
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