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オスグッドシュラッター病とは?
小中学生に多く、太ももの前の筋肉がお皿の骨を介してすねの骨に付着します。その付着した部分が引っ張られて炎症が起きて痛みが出ます。
4つのオスグッドの原因
単純に成長期に運動をしているから痛めやすいのではありません。病院では成長期だから安静にしましょうと言われることが多いですが、安静だけで良くならず長期間にわたって悩んでいる子が非常に多いのが現実です。
・筋肉が固い
最低限の柔軟性がないと成長しきっていない骨には負担がかかります。身長が伸びる時は骨が大きくなって
いきます。
・姿勢・骨格のバランスが悪い
片方だけが痛い場合、骨盤や筋力の左右差がある事が多いです。両方の場合は骨盤の傾きや背筋や腹筋などの筋力の前後のバランスが良くない事が多いです。
・使い方の間違い
オスグッドに対しての負担は太ももの筋肉だけが原因ではありません。股関節の体重のかけ方や、足首の柔軟性も大きくオスグッドに関わってきます。
休んでいるつもりで休めてない
オスグッドの場合、走ったり飛んだり以外は大丈夫と思われがちですが、腹筋や背筋も太ももの筋肉に繋がっているのでやり方によっては負担がかかっている事もあります。
オスグッドになってしまったら
部活は休めないけど少しでも痛みを抑えて早く復帰したい!誰もがそう思っているはずです。
自分で出来るケア1
太ももの前のストレッチをよく勧められると思いますが、オスグッドの箇所が痛くて出来ない事が多くあります。
そんな時は太ももの裏をよくストレッチしましょう。前だけが固くて後ろは柔らかい事はまずありえません。前が伸びるとその反対側の後ろが縮み、後ろが伸びると前が縮んで動きがスムーズにいきます。
オスグッドの場合後ろのハムストリングスが柔らかくなると、前の筋肉も緩みやすくなります。
自分で出来るケア2
ズバリ!スネを引っ張ります。オスグッドで痛みを感じているのは骨の膜です。その骨の膜は筋肉の膜と繋がります。スネの筋肉の膜の動きが悪くなるとオスグッドの部分のリンパや血流が悪くなり治す力が遅くなります。(これ重要です!)
まとめ
オスグッドを治すにはアイシングも、バンドも、太ももの前のストレッチも重要ではありません。
一番重要な事はなぜオスグッドになってしまったかです。その原因を見つけて解決しないと、オスグッドが治ったとしても他の怪我をしてしまう可能性があります。
学生の長期離脱は将来に大きく影響します。早めに対処するのが心身ともにベストです。
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